「成長期に伸びる仕組み」を中心に、「成長と栄養」の関係、「成長と睡眠の関係」などなど、
スクスクのっぽくんに寄せられるご質問を紹介します。
子どもが少食で、食事を嫌がります。
小学校入学前の子どもが食欲があまりなく、とても少食です。食事があまり好きではないようで、すぐにテーブルから離れようとし、食べるように言うと反発して嫌がります。身長には影響があるでしょうか?
- 監修:管理栄養士 磯村優貴恵
子どもの頃の栄養摂取は、その身長の伸びにとって非常に重要な要素となります。
ですので、仮に栄養のバランスは良いとしても、少食で量が少なすぎて身長の伸びが悪い場合、そのまま挽回しにくくなるケースもあります。
特に5歳くらいまでの栄養摂取は重要で、幼少期にその後の身長の伸びに必要な、身体の基礎を作るということになります。
また、幼少時に低栄養の場合、思春期を早く迎えてしまい、身長の伸びが止まる時期も早くなり、最終身長が低くなる場合もあります。このようなことから、適切な量を摂取することをお勧め致します。
ただ、食べたくないものを無理やり食べさせるのは良くありません。かえって食に対するイメージが悪くなり、食欲は減退しますので、できるだけ本人が食べたくなる状況を作って下さい。
例えば…
1. 食事時刻や、就寝、起床時刻はだいたい決めて、一日の生活リズムを整えることで、基本的に体調を良くし、お腹を空かせる。
2. 外で適度に運動して食欲を増進させる。
3. 食事をする時の雰囲気は大切ですので、明るく、楽しく食事を摂る。
4. もちろん、美味しく頂くにこしたことはありません。(匂い、色彩の良さなども影響はあると思います。)
上記以外にも方法はいろいろとあると思います。お子さん、ご家庭にそれぞれに合った方法で、バランスよく、適度に栄養を摂取することをお勧めします。
身長を伸ばす3大要素のページ、身長と栄養の関係も、是非ご参照ください。
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